エネルギー・ペイバックタイム(EPT)
太陽光発電システムなど、エネルギーを生産するシステムのライフサイクル(製造から廃棄まで)を通して投入させるエネルギー量が、システムによって発電されるエネルギーにより回収されるまでの期間のこと。
EPTが短いほど、効率よく自然エネルギーを活かせることになります。
EPTは、太陽光発電の製造などに投入するエネルギーが、発電によって何年で回収できるかを示します。
以下のように、太陽光発電の製造から廃棄までに必要な投入エネルギーを、1年間で発電するエネルギーで割ることで求められます。
EPT = ライフサイクルを通して投入されるエネルギー ÷ 1年間に生産されるエネルギー
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によれば、太陽電池のEPTは下表のように種類や生産規模によって異なるということです。
年産規模100MW、屋根一体型の場合、多結晶シリコンで1.4年、アモルファスシリコンで1年と試算しています。